「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走
第17回 宗教グッズ

展示会で「平賢」の技に目を引かれたのは生活雑貨専門店だけではない。思いもしなかったところからも声がかかり始めた。始まりは宮城県岩沼市の金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)だった。突然2000枚の注文が舞い込んだのだ。2025年2月のことである...
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第16回 生活雑貨専門店

それは2025年6月の「ライフスタイルWeek【夏】」の成果だった。できるだけ小売り業界ややバイヤーの目に留まることを目指した小山さんは、この展示会に100万円ほどつぎ込んだ。群馬県や桐生市のブースは出ていなかったから仕方がなかったとはいえ...
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第15回 こけつまろびつ

ヒントは自分の歴史の中にあった。「ドラえもん」である。2020年2月、小山さんは東京ビッグサイトで開かれた第91回東京インターナショナルギフト・ショーに初めて出た。あの時。「平賢」のブースにふらりと入ってきた客が。「ドラえもん」を捺染した手...
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第14回 経営改革

小山さんが社長になった時、鯉のぼりの売り上げはゼロである。自ら選び取った道だ。受注を断り続けてきたからこの1年近く、鯉のぼりは1枚も染めていない。同時に半天の染めも断り続けた。全てを断って下請け仕事から完全に抜け出すことを目指した。ただ1社...
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第13回 鯉のぼりからの撤退

鯉のぼりは昭和33年(1958年)に創業した「平賢」の経営の、最も太い柱であり続けた。最盛期には仕事の7割から8割を鯉のぼりが占めた。あとは半天である。毎年5月から染め始め、翌年の1、2月まで仕事が続く。3月になれば店頭に並んで消費者を惹き...