2026-08

「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走
第12回 高崎高島屋

そして2026年1月14日。高崎高島屋の群馬展が幕を開けた。食品60店舗、工芸品15店舗の計75店舗が出店した。工芸品15店舗のうち、3分の1の5店舗は桐生の企業で、すべて繊維関係だ。「織都桐生」は健在である。そしてその1社が「平賢」だった...
「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走
第11回 風伯雷公

次は5万円の手ぬぐいだ。図柄は風神雷神図。これは捺染と手描きを組み合わせてみよう。小山さんにはあるアイデアがあった。捺染の技の1つ、「抜染」を使って風神・雷神を描くのである。「抜染」は半天の背中にある「背紋(せもん)」などを浮き出させるのに...
「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走
第10回 1本10万円

高崎市にある高崎高島屋が「第47回群馬展」を開いたのは2026年1月14日から19日までの6日間である。開催に先立ち、「小山さん、『平賢』も出してみませんか?」と声をかけられたのは、前年の秋だった。その少し前、高崎高島屋の何かのイベントに出...
「平賢」の、静かなる暴走

「平賢」の、静かなる暴走
第9回 プロのデザイナー

小山さんが手ぬぐいをデザインし始めたのは「第2回 ドラえもん」で書いたように2015年ごろのことである。下請け仕事に嫌気が差し、ふらりと出た東京・浅草の手ぬぐい専門店で見た、似たり寄ったりのデザイン手ぬぐいがきっかけだった。「自分で欲しくな...