街の灯 「PLUS+ アンカー」の話 その9 ワークショップ
角田さんの引っ越し先が見つかった2014年夏の初めから改装工事が始まった。 今度は、設計士は入れなかった。角田さんの住み慣れた家が、私のカフェに一番ピッタリするという自分の「感」を頼って、自分でラフなスケッチを描き、知人...
角田さんの引っ越し先が見つかった2014年夏の初めから改装工事が始まった。 今度は、設計士は入れなかった。角田さんの住み慣れた家が、私のカフェに一番ピッタリするという自分の「感」を頼って、自分でラフなスケッチを描き、知人...
いま「PLUS+ アンカー」は賑やかである。当初はまばらだった客足も、開店直後に地元紙が記事にしてくれて急速に増えた。出すのは飲み物とランチだけなのだが、1ヶ月ほどは満員御礼が続いた。 その賑わいぶりに刺激されたのか、家...
雅子さんは自発的プランナーではない。自分で企画を立てて実行することはあまりない。だが、誰かが企画の種を持っていると、それに様々な枝葉をつけ、化粧を施して見栄えのする催しに仕上げるのは得意である。いわば、「受け身のプランナ...
被災地との交流が深まる一方で、「PLUS+ アンカー」が変わり始めた。「カフェ」から「街の灯」への変化である。客から 「こんなことを考えているんですが、使わせてもらえませんか?」 という問い合わせが出てきたのだ。多くは石...
不動産会社「アンカー」の社長である川口貴志さんは旅行が好きだ。仕事の疲れがたまるとフラリとひとり旅に出る。2019年8月は北海道に出かけた。日本の北の果て・稚内を拠点にしてレンタカーで移動した。 「誰も人がいないところに...