ヒト

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桐生の左官、海を越える 野村裕司さん
第5回 3度の夕食会

教官たちの試技が終わると、今度は9人の生徒に技能検定3級の実技試験をやらせてみた。1人の持ち時間は1時間である。この間に下地に厚さ1㎝のモルタルを塗る。訓練生たちが作業を始めた。野村さんは通訳についてもらって会場を歩き回っり、1人1人の作業...
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桐生の左官、海を越える 野村裕司さん
第4回 試技

4日目。技能検定制度の説明はこの日の午前中まで続いた。野村さんの出番が来たのはこの日の午後である。実技試験の実技を教えなければならない。まず、野村さんが模範を示した。再び図で説明する。最初の作業は墨出しである。この厚さまで塗る、という線を周...
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桐生の左官、海を越える 野村裕司さん
第3回 開講式

3日目。午前9時から国立ポリテクセンターのエアコンの入った講堂で開講式が始まった。壇上にはカンボジアの政府関係者が十数人並んでいた。恐らく、カンボジア労働職業訓練省の局長クラスなのだろう。よく見ると、日本から来た厚生労働省の若い役人もひな壇...
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桐生の左官、海を越える 野村裕司さん
第2回 コーナー定規

これから国力を充実させようというカンボジアは、国力の基盤である国内産業を支える力を求めていた。若い技術者を育てねばならない。様々な技術移転を先進国に依頼して国造りに取り組んでいた。左官職の技術もその1つである。国が豊かになればビルや家屋、マ...
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第1回 プノンペン

カンボジアの首都プノンペンの国際空港に降り立った1人の日本人を、東南アジア特有の「冬」が迎えた。気温は30℃を越えているだろう。日本では「真夏日」である。だが、空気が乾燥しているのか、風が肌に心地よい。いまカンボジアは1年で一番過ごしやすい...