2020-06

さかもと園芸

さかもと園芸の話
その9 フロリアード

チューリップで名高いオランダは、花の国とも呼ばれる。そのオランダで10年に1回、開催都市を変えながら開かれる国際園芸博覧会「フロリアード」は花のオリンピックとも呼ばれる。4回目に当たる1992年の開催都市はハーグとズーターメア市だった。世界...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その8 ミセスクミコ

創り出した花を商品にするにはいくつかの準備がいる。1つは市場関係者の反応を見ることである。創った自分は大変気に入っているが、市場は受け入れてくれるだろうか?東京の花市場の職員や生産者仲間に見てもらった。「これは……。見たこともないアジサイだ...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その7 交配の結晶

花が米粒大のアジサイの種の大きさはどの程度だと想像されるだろうか?筆者は黒保根のさかもと園芸で見せていただいた。想像を絶するサイズだった。「ええ、正次さんはよく、こんな説明をしていました。白い紙に芯を尖らせた鉛筆を1回だけ押しつける。その時...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その6 アジサイ

アジサイは日本原産の花である。ガクアジサイと呼ばれる。主に海岸沿いに自生し、「万葉集」にも詠み込まれている。幕末、長崎の出島に滞在したドイツ人医師がいた。鳴滝塾を開き、西洋医学を日本に伝えたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトである。数...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その5 5年

少なくとも5年は農業を続ける。黒保根の農業委員会で誓ったことは、決して口から出任せではなかった。正次さんははじめから5年を1つのめどと考えていたのである。とにかく、5年間は無我夢中でやってみる。しかし、5年たっても芽が出なければ花の育成に踏...