さかもと園芸

さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その19 再びフロリアード

チャイさんは様々な花のコンテストに応募し、出すたびに数々の賞を得てきた。だが、まだ手にしていない賞がある。フロリアードの最高賞である。正次さんは1992年、2002年と2回連続で最高賞に輝いた。10年に1度開かれるフロリアードの次の開催年は...
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花を産む さかもと園芸の話
その18 変化

正次さんは花を育てることに総てを賭けた。ビニールハウスの設備には身の丈を超えた力を注いだ。同業者に先駆けて導入しただけではない。これ以上ないほど細かく制御できるようにし、「これ、園芸試験場並みの設備ですね」と皆が驚くシステムにしたのである。...
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花を産む さかもと園芸の話
その17 フラワー・オブ・ザ・イヤー

「やっぱり自分の花が作りたい」チャイさんがそう思いだしたのは、経営を受け継いで4年目のことである。まだ生産は安定しなかった。しかし、それまでの3年間、生産を安定させるために工夫を繰り返し、どこを改良しなければならないかは見え始めていた。それ...
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花を産む さかもと園芸の話
その16 チャイ式

1年目。理解できた限りで正次さんの仕事を忠実になぞった。だが、作業を始めて見ると、分からないことが次から次に出てきた。加えて、仕事の段取りにも戸惑った。目が回るほどに忙しいのに、仕事が追いつかない。「だから、冬用に準備していたシクラメンの苗...
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花を産む さかもと園芸の話
その15 必死に学んだ

振り返ってみれば、正次さんと久美子さんもゼロからの出発だった。2人になかったのは生産設備である。土地もなく、ビニールハウスも給水施設も何もないところから2人は歩みを始めた。だが、園芸の知識は大学の4年間、谷澤農園での3年間、身につけられるも...