2021-08

Knitting Inn

その18  プラド美術館

敏夫専務は子どもの頃から絵が好きだった。好きなだけでなく得意でもあり、小中学生の頃は群馬県内の様々なコンテストでいくつもの賞を取った。一時は「画家になろうかな」と夢見たこともある。画家を断念してビジネスの道に進んだ後も、絵画、中でも印象派の...
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その17 メゾン・エ・オブジェ

話は少し遡る。コートールド美術館との縁を取り持ってくれた「メゾン・エ・オブジェ」とは、ヨーロッパ最大ともいわれるインテリアとデザインの見本市である。ここに松井ニットが初めて出展したのは2009年のことだった。東京のある会社から突然Eメールが...
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その16  コートールド美術館

ロンドンのウエストミンスター地区、大英博物館や国会議事堂の近くにあるコートールド美術館が松井ニット技研のマフラーを販売し始めたのは、2010年8月のことである。この年の初め、パリで開かれた家庭用品の見本市、「メゾン・エ・オブジェ」に松井ニッ...
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その15  あいちトリエンナーレ

好循環。一つの成功が次の成功を招き寄せ、螺旋階段を登るように全てが上へ上へと伸びていくことをいう。日本の繊維産業が、生産地を中国やタイ、ミャンマーなどアジア諸国に移す動きはそれからも加速する一方だった。その波は全国を覆い尽くし、松井ニット技...
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その14  第二波

当時、関西で松井ニット技研のマフラーを販売していたのは倉敷市の大原美術館だけである。だから、倉敷市に近くの方には大原美術館をご案内した。大原美術館から遠い客は住所、氏名、電話番号をメモして、代引きでの発送を約束した。そんな騒ぎが1ヶ月ほども...