桐生の職人さん

ワザ

化学を極める
ホリスレンの1

【刺繍糸】刺繍糸には2つの厳しい性能が求められる。・経年変化に強いこと刺繍糸は一巻き6000m〜9000m程の長さで供給される。様々な色を使うため、大量に使う糸と少量しか使わない糸が生まれる。このため、少しだけ使う糸は、一巻きが5年後、10...
ワザ

手編みの技をいまに
中島メリヤスの3

【伝統芸】東京から桐生を訪れるには、東武鉄道の浅草駅から特急「りょうもう号」が便利だ。便数が少ないのが難点だが、乗れば1時間40分前後で新桐生駅に到着する。新桐生駅を出て県道桐生伊勢崎線を左折、桐生市街方面に向かうと、4月初めにはみごとな桜...
ワザ

手編みの技をいまに
中島メリヤスの2

【指名発注】東京・千住に「天神ワークス」という革工房がある。皮に強いこだわりを持つメーカーとして根強いファンを持つ。とは後で知ったことだ。「天神ワークス」から突然電話が入った数年前、中島敬行さんには未知の会社だった。「スタンダードな革のカー...
ワザ

手編みの技をいまに
中島メリヤスの1

【メリヤス】編み物のこと。日本に編み物の技法が伝わったのは比較的遅かった。17世紀から18世紀にかけてスペインやポルトガルから靴下などとして入ったといわれる。靴下のポルトガル語「メイアシュ」(meias)、スペイン語の「メディアス」(med...
ワザ

指先に宿る技
石原好子さんの3

【通す】よじり作業は終わった。だが、石原さんの仕事はまだまだ終わらない。繋がれて横にピンと張った糸の下を覗くと、垂れ下がった糸が見える。繋ぎ目がほどけて垂れ下がっているのではない。この日繋いでいた新しい経糸は極めて細く、ほんの少しの力でプツ...