ワザ

さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その14 世代交代

得意な英語で花作りの基礎を学び、さかもと園芸で義父の仕事を手伝う、はずだった。「でも、英国での勉強、ちっとも役に立たなかったね。英国はガーデニングの国。授業でやったのは花の名前と、あとは庭造りの基本ぐらい。コンピューターで庭のデザインもやら...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その13 佳子さん

最初の清子さんこそ生後間もなく亡くしたが、正次さんと久美子さんはそのあと3人の子宝に恵まれた。花作りは正次さんが生涯をかけて取り組んだ事業である。心の内では、3人のうちの誰かに引き継いで貰いたいと願っていたかも知れない。だが、そんな思いを口...
さかもと園芸

花を産む さかもと園芸の話
その12 開花促進剤

シクラメンを育てるにあたり、正次さんがこだわったことがある。開花促進剤を絶対に使わないことである。開花促進剤とは一種のホルモン剤で、これを散布すると狙った時期に花を咲きそろわせることができる。園芸農家としては、何より出荷時期の調整が楽になる...
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その11 シクラメン

アジサイとともに正次さんが経営の主軸に据えたのが冬の花の王ともいわれるシクラメンだった。修行したのがシクラメンを育てている谷澤農園だったから、自然な選択でもあった。それに、シクラメンは、クリスマス向けの出荷が中心である。春から初夏の花である...
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その10 金賞

「こんな大きな花をつけたアジサイは見たことがない!」ベネトリクス女王の驚きは、審査員たちの驚きでもあったのだろう。フロリアード1992でひときわ華やかだった群馬県のブースは高い評価を受けた。竹で編んだドームのデザインが金賞を得た。そして、ベ...